4次元(霊界、エネルギー世界)って、ほんとにあるの?
2022年1月20日宇宙人・怪獣・ゆうれい・超能力者。
こどもの頃って、だれでも一度は興味を持ちませんか?
たっくんも同じでした。
学研まんが「いる?いない?のひみつ」を読んでは、暗闇が怖くなって夜トイレに行けない。
宇宙人がUFOに乗ってやってきたらどうしよう…。
物陰から妖怪が出てきたら?
そんな幼少期でした。でも、
小学校を卒業するころには、
そんなの全部、テレビや映画、漫画やアニメの世界の話。
いつまでも信じてたら、子どもっぽいと馬鹿にされる。
もちろん「世にも奇妙な物語」は大好きだけど、それはエンタメとして好きなだけ。
学校ではそんな話はしない。
科学的ではない。
テストにも出ない。
ニュースにだってもちろん出てこない。
目に見えない存在が、実際に存在しているなんて全く思いませんでした。
大学入学後、
倫理か何かの授業で、
「死んだらどうなるか?」
ってテーマでレポートを書いた記憶があります。
「死んだら焼かれて単なる物体になって、バラバラになる。
意識も無くなるし、全くの暗闇。「無」でしかない。」
という趣旨で書いたような。
死んだあとは、何にもなくなる。
考えるだけムダ。
そんな風に思っていました。
大学在学中に、9・11テロ。
ちょうど山形県で運転免許合宿中。
相部屋の友人4人とテレビを見ていました。
「なにこれー?」
「飛行機がビルにぶつかる事故があったみたい」
「え、また飛行機、つっこんでない?」
「なんか、映画みたい。嘘くさくねぇか?w」
みたいな。
目の前の効果測定や卒検の方が大事で、
ぜんぜん深刻にはとらえていませんでした。
合宿を終え、東京に戻り、事件をインターネットで調べました。
「事前に知っていた人がいる」
「裏で全部つながっている」みたいな陰謀論も目にしましたが、
当時の私はには理解できず、
刺激的なグロ画像に目を奪われるばかりでした。
地方公務員として就職後、3・11と原発事故。
2ちゃんねるで情報を漁りました。
特にオカルト板が好きで、人工地震だの、東電の闇だの、
雑多な情報の渦に、ただ飲まれてしまうばかりでした。
死後の世界なんてない。
死んだら終わり。
自分はゲイだし、結婚もしないし、子どももいない。
そんな、自暴自棄な考えを持っていたように思います。
そうこうしている内に30歳を迎えたころ。
彼氏が母親を亡くしました。
落ち込んでいる彼氏に何と声を掛けて良いかを考えている時に、一冊の本に出会いました。
エベン・アレグザンダー著「プルーフ・オブ・ヘブン」
エベンさんは、アメリカの脳神経外科医で、ハーバードやマサチューセッツ大学の医学大学院で教えるという、
経歴としては超インテリの方です。
そんな方が対外離脱や臨死体験をされた体験をつづった著書です。
臨死体験や死後の世界について、立場のある人が科学的に語っていることが衝撃でした。
死後の世界なんてない。
そう思っていた私にとって、新しい感覚でした。
死後の世界はないかもしれないし、あるかもしれない。
自分は死んだことがないし、エベンさんみたいな体験もしたことがない。
死後の世界が無かったとしたら、死んだら全てがゼロ。
でも、もし死後も意識が残って世界が続いているとしたら、
生きている今、この瞬間から、死後の世界を信じて行動した方がいい。
そんな風に思えました。
彼氏には、死後も意識がある。死んだら全てが終わりではない、と思う。
お母さんの思いもずっと残る。
と話したように思います。
このころから漠然と「死後の世界がある前提で行動しよう」と考えていました。
無きゃないでプラマイゼロだし。有ったら準備しておいてよかったって思うし。
得しかないんだからという・・・。
超テキトーで、損得勘定丸出しの動機ですが・・・。
この時期に、引き寄せの本、精神世界の本などをパラパラと読みましたが、ピンと来るものは少なく、難しい本は読み続けることができず。
仕事と日々の生活に忙殺され、寝る前にスマホでミナミAアシュタールさんのブログとか幻の桜さんとか魔龍さんのブログをボヤーっとした頭に流しこむ。
そんないい加減な暮らしを続けていました。