82.魂が身体に入る前の話

今回は、魂が身体に入る前の話をします。

身体に入る前というと「胎内記憶」や、「雲の上からお母さんを選んだ」みたいな話を想像された方もいらっしゃるかもしれません。

個人的には、輪廻の回でもお話しいたしましたとおり、転生せずに、地球に繰り返し生まれてきてしまうこの現象を好ましいとは思っていません。

なので、それらについてはあえてフォーカスしないこととし、輪廻ではなく、あくまで「転生」についてお話しいたします。

この地球に転生してきたタイミングというのはそれぞれの魂でバラバラですし、あまり多くはありませんが、地球歴がものすごく長い魂もいらっしゃいます。

こういう魂を持った方は、地球のイベントに慣れてしまっているので、わが道を行くといった仙人みたいな方、世界の動向などどうでもよく、自分の趣味ややりたいこと、技を追求する、という感じの人が多いです。

特に、この地球が「テラ」「ガイア」と呼ばれる前の「ティアマト」と呼ばれていた時代の魂の記憶がある人は、こういう方が結構いらっしゃいます。

そういう人はこのムコアのイベントに参加されることもないでしょうね。

私と関わる方は、ごくまれにティアマトの魂の方もいらっしゃいますが、基本的にはほとんどいません。

一人でも寂しくはないし、普通に生きていける、そういう感じの人が多いですね。

長い期間地球にいる魂は、自我がなくなってくるらしいです。

いわば、植物と同化する、というか、人間らしくない人が多いです。

実際会ってみると分かると思います。

さて、話を戻します。

宇宙から初めて地球に来た段階の方は、どういう風に身体に入るのでしょうか?

まずは、エネルギー世界で設計図を整えてきます。

地球という重い星で、重い体験をいっぱいして、魂の中の重いデータを浄仏させて、もっと軽くなりたい、高い世界に行きたい、っていうのがこのブログを読んでくださっているような方の魂の目的だと思います。

そのために、地球で未練を残した、愛すべき過去生の魂データをインストールして、地球に転生してきます。

しかし、この物質世界に入るにあたって、肉体を伴う必要があるわけですが、この肉体の管理者と契約します。

賃貸住宅に喩えますと、住宅を借りる際は、大家と不動産屋がいますよね。

この不動産屋が「先祖たち」に当たります。

大家は「レプティリアン」などです。

レプティリアンとかドラコニアンとか、ああいう支配者、悪い方、闇側と言われがちな存在です。

大家(レプティリアン等)は、ある契約書を書かせます。

「この地球でお遊びをしてもいいが、我々の支配を脅かすことはしてはいけない。ここは我々大家(レプティリアン等)が所有している星です。」といった内容です。

もちろん、レプティリアンの星という訳ではないのですが(笑)、彼らの言い分としては、自分たちの所有する星で邪魔はするな、ということです。

私たちの魂というのは、この大家とこういう契約を結ぶことで肉体に入っています。

つまり、我々がこの肉体を伴っているということは、レプティリアンの支配を脅かすことは許されないということです。

ただ、このピラミッド社会をぶっ壊すことは許されませんが、相手をしない、関心を持たず関わらないということはオッケーだということです。

ここに気が付くまでに結構時間がかかった方がいらっしゃるのではないでしょうか?

この地球はレプティリアンのルールで成り立っていて、我々の魂はそれを了承し、邪魔しないことを約束した上で転生してきています。人間同士が分断されて争い合うことは無益な事だというのは、この大前提があるからなのです。

この肉体に入る許可を大家(レプティリアン)から得た後、どの物件(肉体)に入るかを選びます。

地球上の人間は世界各国にいます。日本だけではありません。

この物件を選ぶときに、自分の優先順位をある程度決めています。

それは、この地球で体験したいことを体験しに来ているので、ある程度それができる環境に生まれる必要があるからです。

転生前の魂の段階では「魂は消滅せず、肉体は脱ぐだけ」ということを理解しています。

例えば「食べ物が食べられなくて飢えに苦しむってどんな感じだろう?一度体験してみたい」という魂がいるとしたら、アフリカとかに生まれて、「うぅ・・・くるしい・・・」と言って死んで、肉体を脱いだら「ああ、こういう感じだったんだ。苦しいし、しんどいからもう体験したくない」となればまた別の体験をするために転生する。

どういう体験をしたいか、どのような目的で転生してきているのかということは、自分でなければ分かりません。

だから、他人と比較することではないですし、何のためにこの地球に来たのかということは、よくよく自問自答してみてくださいね。

そこは本当に人それぞれです。

特に、顕在意識と潜在意識の方向性が違ってしまっている方は、顕在意識では「どうして私はこんなひどい目にばかり合うんだろう」と思っていても、潜在意識的には当初の目標通りにことが進んでいるということが結構ありますので、まずは自分の中の魂と対話してみることが大切です。

今回は、この辺りにいたしましょう。

本当はもっと深い内容のお話しができればよいのですが、不特定多数の方がご覧になるブログではなかなかそれも難しいと感じております。

私のお話しが、何かを考えるきっかけになったり、何かの助けになっていれば幸いです。

どうもありがとうございました。