対人恐怖症アラッキオさん(たっくんの過去生)

2022年2月27日 投稿者: たっくん

過去生リーダー講座を受けている話をしました。

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この講座で明らかになったたっくんの過去生さんについてお話ししようと思います。

たっくんは対人恐怖症で、人見知りが強く、初対面や、大勢の前で話すときには緊張が強く、手汗や手足の震えがひどいのですが、そうなってしまう原因を探りました。

対人恐怖症の原因は、今世のトラウマ的な経験でもなく、DNA由来の肉体の傷でもなく、過去生に由来するものでした。

その原因となっているのが、アラッキオさんの過去生データ。

アラッキオさんは、紀元前4800年ごろのシュメール人の男性でした。

愛する奥さんと、子どもが一人いました。

国に仕える公務員で、治水に尽力した技師でした。

アラッキオさんは正義感が強く、間違ったことが嫌いな性格だったので、民衆のためを思い、行政の悪い点を見つけては直属の上司に変革するように進言していましたが、ことごとくもみ消されてしまい、いつも無力感に苛まれる人生を送っていました。

直属の上司としては、優秀ではあるが自分に靡(なび)かないアラッキオさんのことを、日ごろから疎ましく思っていました。

ある日、アラッキオさんが担当していた灌漑(かんがい)工事が失敗し、農業用水が十分に農地に供給されず、作物が育たないという事件が発生しました。

実は、この工事の失敗は、上司の指示ミスが原因だったようです。

上司は自分のミスを隠すために、アラッキオさんの設計に問題があったということにしました。

冤罪です。

アラッキオさんはこの冤罪で、農民たちから白眼視され、石を投げつけられます。

自分のミスではないことを説明しましたが、農民たちは全く聞き入れなかったばかりか、「言い訳をするな!」と余計に攻撃がひどくなりました。

アラッキオさんの妻と子どもも危ない目にあったようです。

妻子を守るために自分が犠牲になればいい。

そういう思いから、アラッキオさんは反論を止め、冤罪を受け入れました。

説明しても無駄だ。

どうせ理解してもらえない。

冤罪であるという証拠だってない…

無力感と絶望は大きかったようです。

しかし、アラッキオさんは治水の仕事を続けました。

もちろん妻子との生活を続けるためでもありましたが、一番の理由は、街や田畑を流れる水路や水辺の風景が大好きで、人間関係がドロドロした職場や、正義を押し付けて来る群衆に対するストレスから逃れられる、唯一の癒しでもあったからです。

流れる水の音。

水面のきらめき。

魚影。

生物たちの気配。

水辺で一人過ごす時間が、生きがいだったようです。

なかなか仕事を辞めないアラッキオさんに、さらなる試練が与えられます。

今度は、上位者の妻に対する姦通罪を着せられました。

これもまた冤罪でした。

アラッキオさんは捉えられ、手足を拘束されて尋問されます。

抗弁する機会が与えられたようですが、実際は反論する術(すべ)はありませんでした。

―どうせ俺は殺される

下を向いたまま押し黙り、全身を硬直させ、ただただ震えることしかできませんでした。

この姦通の冤罪により、妻子は処刑されてしまい、アラッキオさん自身は去勢されるという重い罰を受けます。

去勢後まもなく、アラッキオさんは絶望と屈辱の中、服毒自殺してしまったようです。

たっくんの対人恐怖症、自信の無さ、何を説明しても無駄だ、誰にも分かってもらえないという虚無感は、こんなアラッキオさんの過去生データの由来であるようです。

アラッキオさんと今のたっくんの人生には共通点が沢山あり、他人とは思えないというか、アラッキオさんの辛い気持ち、鬱々とした暗い心の中が良く分かるように思えます。

たっくんは大学受験の時は文系でしたが、なぜか数学が苦手ではなく、特に「幾何」は大好きでした。

職業も同じ公務員ですし、市民のために本当に役に立つ仕事をしたいのに、結局、ごく一部の政治家の言いなりになっているとこととか、市役所の職員の内部の人間関係で方針が決められることに、強い違和感を感じます。

具体的に改善点を提案しても、結局、政治や地元の有力者の思惑通りになってしまうという虚しさも共感できます。

そして何より!

水に関することです。

たっくんの一番の趣味は、もちろん天野さんにも全くお伝えしていないことですが、アクアリウムなんです。

水族館も大好きですが、アクアリウムだけでなく、ビオトープとか、テラリウムとか、ビバリウムとか、「水辺の風景を再現する」のが本当に大好きで、退職したら一番やってみたいことなんです。

あと、どんな街に旅行しても、一番心惹かれるのが、橋から眺める水路や川の風景です。

用水路や小川でも必ず立ち止まって、水の流れや魚影をボーっと眺めてしまう癖があります。

これはまさにアラッキオさんが愛した風景なんだろうなあ、と。

メソポタミアの水辺がどんなものだったかは知りませんが、流れる水やそれを眺める人の想いは、悠久の時空を超え、今も当時も全く同じなのではないでしょうか。

アラッキオさんが求めた、癒しの風景への想い。

同じ想いが今生のたっくんの中にもあるのだろうと思います。

アラッキオさんの過去生データは、こうしてたっくんの顕在意識に入りました。

アラッキオさんの無念、自信の無さ、職場での裏切りや、群衆への恐れ、恨み。

それらは、今生では必要ないので、手放します。

シュメールの時代には、自分の仲間と繋がることができませんでしたが、今はインターネットという、同じ思いの仲間と繋がる手段があります。

趣味のアクアリウムは、アラッキオさんと一緒になって思う存分楽しみたいと思います。

ちなみに、これは私の自宅の水槽を動作にしてYouTubeに投稿したものです。

もう10年近く前、たっくんが初めて編集した動画です。そして、日本淡水魚というニッチなカテゴリにしては6万再生を超えていて、なかなかイケてると思います(めっちゃ自慢です!)。

でもきっと、アラッキオさんのワクワクのエネルギーが動画に乗ったのだと思います。

アラッキオさんに捧げます。