72.修験者の魂

修験者とは、山岳仏教に多いのですが、肉体を痛めつけて、魂が肉体から半分出てしまっているような状態になることで、麻薬をやっているような、脳内麻薬が出てハイになることによる快感を得たいがために修行をする人たちがいます。

風の時代にはそぐわない形態ではありますね。

修験者をやっていると、精神力が高い人になることはできます。

そういう人はファスティングが得意だと思います。

修験者系の人は、「強い敵を倒してこそ魂が磨かれる」という価値観から、あえて困難を呼び寄せます。

積極的にトラブルを呼んで、解決することで喜びを得る。そういう魂の癖を持っている人が多いかもしれません。

生きづらいといえば生きづらいのですが、逆にいうと現実を変える力とか行動力がすごいので、そのパワーを使うと、社会的に尊敬されたり、影響力がある人、いわゆる成功することができます。

Оリングができる人は、「私は昔、修験者として修行したことがある」という質問をしてみてください。

もし答えがイエスであれば、マゾっぽい修験者の魂が入っている可能性があります(笑)

修験者だった人は、困難を呼びます。

現代人の1日の情報量は、江戸時代の一年分、平安時代の一生分ともいわれていますよね。

情報もたくさんあり、毒もたくさんあるような時代なので、わざわざ山に籠って肉体を痛めつけなくてもいいと思います。

もちろん、体を酷使することに喜びを感じる人であれば、全然ありだと思います。

ワラーチって知っていますか?

メキシコの先住民族が古タイヤを利用して手作りしている草鞋(わらじ)からインスパイヤされた、底が平べったいサンダルのことです。

裸足で走っているような感覚で、クッション性のある靴に慣れてしまった現代人にとってはとても走りにくいのですが、足が鍛えられ、体幹が整います。

そういうアイテムが好きな人も、修験者が多い気がしますね。

敵を作り出す周波数を出さず、己自身との闘いを追求する姿勢を貫けば、生きやすいでしょう。

どうしてこのようなお話しをするかと申しますと、私に寄せられる質問を拝読しておりますと、スルーすれば終わるような事に対して、わざわざ首を突っ込んでいくような、そういう人が散見されるからです。

現実の動きが激しすぎて自分が落ち着く暇がないという人は、自分が修験者かどうかチェックしてみて欲しいんです。

修験者だとしたら、ちょっと過去生リーディングが絡みますが、そのモードを止めるという決意をして、行動を変えていくことで、穏やかになることができるでしょう。

といいつつ、なんだかんだ、

顕在意識では「こんな辛い現実、もうイヤなんです!」と言いつつ、潜在意識では喜んで争いの現実を体験してますけどね。

もし、修験者系の、争いを起こしたがる人が周りにいて困っている方がいれば、物理的にその人から離れて意識を向けないことをおすすめします。

そういう修験者系は、他人を巻き込む力が大きいことが多いです。

付き合うことは問題ありませんが、あまりズルズル、べったりすることはオススメできません。

それでは今日はこのあたりにいたしましょう。

どうもありがとうございました。