39.事実+解釈=現実
事実は事実。それを「嫌だな」とか「怖い」とか「ムカつく」とか解釈しているのは自分だよ。だったら、もっと楽しい解釈したって、自由なはずだよね。
今日は、「幸せな現実の作り方」について解説してみたいと思います。
タイトルにもありますが、「現実」は、「事実」+「解釈」です。
まず、自分の体で認識できることが「事実」です。
例えば、私の目の前のこのボールペン。
「これはボールペンである」ということは「事実」と言えますね。
これを、クレヨンだとか、油性ペンだとか言う人はいないでしょう。
この「事実」に、「解釈」が加わってきます。
解釈とは、「私はこう思う」という主観。物事について、その人なりに考えたり思ったりすることです。
例えば、「これは、古くて結構使い込んでいるボールペンだ」と言った場合。
これは「事実」でしょうか?
このボールペンは、私がJRのキャンペーンでいただいたものです。その後、いただいたことすら忘れていたのですが、ここ、私の実家から長崎に引っ越すために掃除をしているときに出てきたものです。
ということは、古いボールペンではありますが、まだ1カ月ちょっとしか使っていないボールペンでもあります。
これが「事実(ボールペン)+解釈(使い込んでいそう)」です。
「事実」というものは、自分の力で変えようとしてもなかなか変えることはできません。
私のこの魂の器である肉体は、男性ですが、それを変えるのは相当大変ですよね。
しかし、「解釈」というものは、自分で変えることができます。大事なのは、解釈にそもそも正解はない、ということ。
このボールペンを「古そう」と解釈してもいいし、「新しそう」と解釈してもいい。
「解釈」とはその人が思ったことなので、それを否定することもないし、どちらが正解であると決める必要はありません。
そうであるならば、波動が上がって、喜びを感じたり、楽しく感じる解釈をすることです。楽観主義とはまた少し違いますが、自分が楽しくなる解釈をすればいいのです。
それができている人がどんどん心地よい現実を作り出して、重いものと波動が合わなくなって、どんどん軽くなって、自分の世界を思い通り作ることができるようになります。
つまり、ポジティブにフォーカスする「解釈力」が、幸せになるために一番大切だということ。
例えば、お茶を飲んでいたら、コップをひっくり返して服が濡れてしまったとしましょう。
「服が濡れた」というのは「事実」ですが、そこにどういう解釈するのか?
- 「いい服だったのに、今日は最悪な日だ!」
- 「この服、これから洗濯するところだったから、まあ、いいか」
- 「コップをひっくり返すなんて、体に疲れがたまっているってことだな。ゆっくり休めという体からのメッセージをもらえて、ありがたいな」
解釈の仕方なんて、いっぱいありますよね。
一番波動が高いのは、感謝、喜び、愛。この辺りの波動が出せる解釈が良い解釈です。
いろいろあったけど、最終的に「ありがとう」に結び付けられると、レベルが高い解釈であるといえます。
3つ目の「体からのメッセージ」という解釈は、相当強引ですが、解釈に正解はありませんよね。どんなことでも幸せに結び付けられるような解釈の力を身に付けて欲しいと思っています。
学校教育では、ずっと悪い面を見るように訓練されてきたと思います。
例えばテストがすぐにできてしまった場合、「まだテスト時間中です。間違っていないか、確認しなさい」とか。
全部正解しているんだから、もうそれでいいではありませんか?
こういうことが重なって、私は学校の教師がとても嫌いになり、面倒だなと思うようになってしまいました。テストの点数さえよければ何をしても構わないだろうといった、超問題児になってしまったのですが、それは置いておきましょう(笑)
このように、ネガティブにフォーカスする癖というものは、訓練で身についたものです。
特に、生きていくことがつらい、難しい地域ほど、人々はネガティブな面を見るようになります。
「そんな危ないことをしてはいけません」「新しいことをして死んだらどうするの」みたいな感じです。
その思考にある人は、未来の喜びを求めるのではなく、今ある苦痛を避けるようになります。
そういう風に思考するように刷り込まれてしまうのです。
イメージでいうと、「新しい世界を自分たちで作るぞ」という人ではなく、「戦争反対!」といってデモをやるような人。そういう思考になっているときは、ネガティブな解釈、重い現実に目を向けてしまっているので、そういう人は、語弊はあるかもしれませんが、面倒な人かもしれません。
痩せすぎている人。太りすぎている人。ちょっと要注意です。
幸せな現実を作るためには、「脳内お花畑」でいいんですよ。
ポジティブな解釈ができるようにちょっとずつでも練習していってくださいね。
今日はここまでにしましょう。
どうもありがとうございました。