5.「次元」の話

ワンネスとの距離で、波動の高さが決まる。ワンネスに近いと波動が上がって、遠ざかると波動が下がるよ。

前回まで波動の話をしてきたんだけど、締めとして「次元」というものについて、ちょっと語ってみたいと思います。

スピ系の中でも、怪し人たちは、なぜか「高次元」「低次元」っていう単語を使いたがるんだけど、

でもね、「高次元だから偉い、すごい」っていうのは全然ないんですよ。

例えば、みなとみらいに横浜ロイヤルパークホテルっていうのがあって、客室が57階から67階まであるんですが、「57階の客がダメで、67階の客がえらい」とかってありますかー?って話(笑)

まあ、正直言うと、景色が良い分、高いフロアの方が料金が多少高いんだけど、そこに泊まっている人がえらいかとは全然違うじゃないですか。出したお金の違いしかないわけで。

だから高次元にいるものがえらいってわけでは全然ないんですよ。

そこは押さえてくださいね。

波動が高いっていうのは、「ワンネス」に近い状態のこと。この「ワンネス」っていう単語、よく目にすると思うんですけど、植物が近い。集合意識とか、人の「意識」そのもののこと。

例えば、ケーキを食べて「わ。このケーキ、めっちゃおいしい☆」って状態のとき、「今、私はこのケーキを食べている。しかし、砂糖は体に良くない。したがって、ケーキを食べることは望ましくない。ただ、これを食べることによって、脳内の快楽物質が・・・」なんて、考えたりしないよね?(笑)

好きな電車を目の前に「ウワッ、すげぇー!」って写真を無心にパシャパシャ撮っているとき、自分、「個の意識」ってあんまりないじゃないですか?

波動が高いっていうのは、個の意識が薄くなって、よりワンネスに近い状態のことなんだよね。

「自分は特別で、選ばれし存在。この世界を救うために降りてきた。そこら辺のコ〇ナ脳とは違う」みたいな。

自分と他人を切り分ける考え方をしているものほど、ワンネスからは遠ざかるってこと。その考え方の良い悪いを言いたいわけではないよ。

左手が太陽で、体の前に惑星が並んでいるとして、水・金・地・火・木・・・ってね。

あえてこれ横に表現しているのは、縦で表現すると、ピラミッド社会歴が長いから、優劣があるように感じちゃうからですが、

太陽が高次元で、太陽から離れるほど分離の意識、個の意識になるってこと。

ワンネスに近い人は、高い方から低い方への移動ができますが、個の意識に近くなればなるほど、ワンネスの方へ近づけないということ。

「次元」っていうのは、ホテルとかタワマンの「フロア」と一緒。高い、低いはあるけど、優劣は全然ないんです。

でもまあ、低い次元にいるものほど、視野が狭くなってるということはあります。

地縛霊とか、未練がある存在、未練、執着っていうのは波動が低い感情。

だから、幽霊っていうのは次元が低いところにいるっていうのは間違いない。でもそこに善悪はないよ、っていうことです。

ちなみに、その低い次元にいる人を助けるためには、ワンネスに近づけていけばいいんだけど、ワンネスになるためにはどうしたらいいのかって話。

前々回「3.波動や周波数のスピ的解釈」で、すんごい借金を背負っちゃった話をしたけど、抜け出すには、喜びの感情、波動が高い感情を出す、それだけなんです。

低い次元にいる人は、他の選択肢を知らないから、抜け出ようと思えない。

しかも恐怖に縛られちゃっているから、その低い次元から抜け出てもし死んだらどうするんだ?って。

ネガティブにフォーカスしちゃっているから、助けられない。ワンネスに近ければ近いほどエネルギーが入ってくるんだけどね・・・。

よくパワースポットにいって、「ここのエネルギー綺麗☆最高―♪」みたいなのは、ワンネスに近いからです。でも低次元の、闇のようなところでは、ワンネスからエネルギーを得られない。

じゃあエネルギーをどうやって得るの、っていう話なんだけど、近くの奴を殺して奪い取るってやり方でしか生きていけないんです。

だからワンネスとか集合意識って大事だよ、っていうこと。それがある人は、人から奪おうっていう発想にならないんです。

いま、酸素とか水とかいっぱいあるから貯蓄しよう、っていう考えにならないでしょ。無いっていう前提で生きているから貯めたくなるんです。

そこは話すと長くなるから戻ります。

低次元の人っていうのは、自分でエネルギーを取れないから、他から殺して奪います。

物理的に殺すっていう意味じゃないんだけど、人から奪うんです。その人たちの世界を別に否定はしない。だって、この世界の人たちは、ワンネスに行ったら自分が消えちゃうって思っている。個というものが全部分解されて解けてしまう。

イメージでいうと、水しぶきの一滴が水に戻ったら区別できない。

そんな感じ。「やだ、私消えるの怖い」って。裏メニューとして除霊をやっていたんだけど、地縛霊的な人は、ワンネスに戻ったら私が消えちゃうんじゃないかっていう恐怖を抱いているんです。

それは全然気にしなくていい。

植物と一緒。植物は、データを共有してはいるんだけど、「ユッカ」という木は、「サボテン」ではないですよね。

ワンネスに戻ったら肉体っていう壁は無くなるかもしれないけど、エネルギー的には、区別ができるんだよ。

説明しづらいんだけど・・・過去生記憶がある人だと分かると思うんだけど。簡単にいうと、ワンネスに行ったからっていって消えるわけではないんです。自由に肉体を持ったり消えたりできるんですよ。俗にいう高次元のエネルギー体ということ。

次元の話に戻ると、次元っていうのは、ワンネスに近い個の分離からワンネスまで、もし選べるとしたらどこに行きますか?っていうこと。どこに行くかは自分で選べます。

高い次元に行きたかったら喜びで生きてください。低い次元に行きたかったら病んでいる人の話を聞いてエネルギーを吸われてください(笑)まあ、吸われても戻りますけどね。

「あーしんどかった、今日は早くお風呂入って寝よう」みたいな。「おいしいもの食べて寝よう」みたいな。

とにかく、時々、選民意識的に「高次元ほど偉い」っていう人がいるんだけどそれは違うよっていう話をさせていただきました。

この話題は今回くらいまでににしようかなと思います。

それでは。

どうもありがとうございました。