41.発言内容が大事or発信元が大事

人を信じるって、裏切られる可能性さえ赦し、全てを受け入れることだよ。『私を信じなさい』なんて言えちゃう人って、どこかあやしいぞ。

今日は、ご質問をいただきました。

変な宗教団体とかスピ系で、高額ボッタくる人たちも、とても良い内容のことを言うことがあります。

怪しい宗教団体が書いた本を読んだことがあります。その内容が全部ウソだったかというと、そんなことはありませんでした。その本には、とてもフィクションではないな、と感じることも書かれていました。

いつも申し上げていますが、ゼロ100の思考は、もったいないんですよ。

ナントカの科学っていう怪しい団体が書いた本だから、読むを止めよう、とか。

もちろん、興味が無ければ読む必要は全然ありませんけどね。

本や漫画って、宗教団体やカルト、セクトと紐づいていることが多いんです。

それを全部避けていたら、キリがありません。S学会の紐付きの企業なんて、いっぱいありますよね。私が通っているダイソーとか。だから、言い出したらきりがないわけです。

私が伝えたいのは、誰が言ったかではなく、とりあえずニュートラルに中身を見てみよう。

善か悪かではなく、使えるものであれば、使っちゃおうぜってこと。

ただ、完全なるデマを吹聴する奴らもいますので、無批判に情報を鵜呑みにすることは止めてくださいね。

難しいところではありますが。

参考資料にとどめて、余裕があれば自分で検証していけばいいのではないでしょうか。

正直なところ、バランスが大事です。

やっぱり、誰が言ったかということも大事です。話がばらけてしまって申し訳ありませんが。

時と場合によります。

この陰謀論を吹聴しているコイツが言っているのであれば、話にならないな、とか。

そういう人でさえ、本当のことを言う場合もあって、どう判断すれば迷うところではあります。

私としては、とりあえず、著者は見ないで興味がある情報であればインストールする。

そのうえで、作者はどういう人なのかをググってみる。

そこで作者が胡散臭ければ、「あー、そういう説もあるのね・・」という程度にとどめる。

逆に、自分が好きな人であれば、もちろん全部は鵜呑みにはしませんが、「信憑性高いな」となる。

ウソばっかりいう人は、基本的には耳も貸しません。

トランプ信者が良く言う

これは典型的な手法なんです。

つまり、思考を放棄させ、救世主を待ち望んで、何も行動を起こさせないという手法。

救世主は思考を放棄させる手法

ああいうのを真に受けてしまっている人がいれば、「あー、そうですか。それはよかったですね。」以上。みたいな。

まあ、このブログを読んでくださっている方には、そんな人はいませんけどね。

もう一つネタを。

プロの詐欺師の話をします。

低レベルな嘘を吹聴している人は、視聴者数を稼ぐYouTuberと同じようなものです。

真実ではなく、とにかく相手が言って欲しいことを言ってあげる。

相手は承認欲求が満たされてファンになる。

それはTwitterでも一緒ですけどね。

そういう低レベルな詐欺師はおいておきます。

一流の詐欺師、なんとかシャールみたいな、コントロール欲求が強い詐欺師は、8割、9割は真実を話します。もっとひどい奴は95%は本当のことを話したりします。

しかし、残りの5%でコントロールを行います。

信者にさせておいて、この人の言うことなら間違いないと思わせたところで、5%の嘘をまぜる。

これがプロ詐欺師の基本です。

プロになればなるほど99%まで真実を言って、最後の1%で持っていきます。

そういうときに一番言えるアドバイスは、誰が言ったかだけではなく、しっかり発言内容を精査することです。

YouTuberとか変な低レベルな詐欺師の場合は、聞く耳を持つ必要はありません。

時と場合に応じて、この二つを使い分けてください。

今回は、歯切れが悪くなってしまいました。

こいつは嘘を言っているな、という奴らについては分かっているのですが、ここで書くことはいません。

基本として、自分の外に救世主を見出させて、それに依存させようという奴らにろくなやつはいない。

それは、色々な詐欺師を見てきた私の経験からくる結論です。

これだけは覚えておいてくださいね。

それでは。

どうもありがとうございました。