57.学校や宗教って必要?

今日は、「学校や宗教って必要なのか」についてお話してみようと思います。

まず、学校にしても、宗教にしても、行きたければ行けばいいし、やりたければやればいい、という考え方が基本になります。

この国では憲法上教育を受けさせる義務はあります。でもその教育は、必ずしも「学校」で受けさせる必要はないのではないかと思います。

しかし、子どもを学校に通わせないと親御さんの自由な時間が無くなります。学校におけるストレスが強すぎないのであれば、学校に行かせてもいいのではないかなと思います。

私は中学、高校、大学と受験戦争をくぐって、ピラミッド社会の中で過ごしてきましたが、今、こんな人間になってしまっているように(笑)、生まれてくる前にシナリオを決めてきているので、そこまで学校に行く、行かないを気にしなくていいです。行きたいときにだけ通って、行きたくないのであれば休めばいいのです。

義務教育であればお金もかかりませんし、高校も公立であればそこまでお金は必要ありません。学校に通いたくなれば通えばいいのではないかと思います。

宗教も、それに関わることで幸せになれて、日常を楽しく過ごせるならば、どんな宗教も全然OKだと思います。

では、なぜ宗教が忌み嫌われるのかといいますと、冷静な思考をなくしてしまうからです。

教祖と呼ばれる存在がいて、その人のファンになってしまい、教祖の意見がなんでもごもっともで、自分の本心より教祖を優先してしまう。そうなってしまうと、洗脳の完成です。

洗脳された人は、まるでウイルスのように周りの人間を強引に巻き込み始めます。この強引さがウザさの原因です。別に宗教自体が悪いわけではありません。

これはどんなことでも言えることですが、その価値観を絶対視し、自分一人でそう思っている分にはまだいいのですが、それを他人に押し付け始めると、戦争が起きてもしょうがないでしょうね。

これは学校においても宗教においても言えることですが、ある部分については自分も納得できるけれども、他のある部分についてはおかしいなと思う場合があるはずです。もちろん、私がこのムコアでお伝えしている内容についても同じです。全てを無批判に鵜呑みにする必要はありません。もし何か違和感を感じたら、「私はそれはおかしいと思います。私は選択しません」と言えるような場であれば、問題ありませんよね。

もし学校や宗教が、「おかしい」と声を上げさせてくれず、「なんでも言う通りにしろ」というところであれば、警戒した方がいいでしょう。

スピリチュアル的にやっかいなのは、エネルギー世界、俗にいう4次元とか霊界という世界ですが、人の想念がそのまま現実化してしまうところなんです。

生きている内に「死んだら人は仏になります。先祖や仏様が雲に乗ってあなたを迎えにきます」と思っている人には、本当にそういう存在が現れます。

死ぬと、まず三途の川があって、親より先に死んだ子供たちが石を積んでいて、積み終わる前に鬼がやってきて壊すという、これは水子供養の話でよく出てくる内容なのですが、その内容を信じている人には、本当に三途の川が見えます。死んだペットはお花畑で暮らしていると思っている人は、本当に虹がかかってお花畑の向こうにペットたちが現れる。

霊界とか言われる世界はそういうところなんですよ。

その特徴を上手く知っている奴らが、「人はそもそも罪深い。裁かれなければなりません」みたいな価値観を生きている間に植え付ける。そういう考えを植え付けられてしまった人は、死後、当然エンマ大王を作り出して、「お前は地獄行きだ。血の池地獄に行ってこい。ヒャッハー!!」みたいな、そういう重いイメージ空間ができあがります。

そういう罪悪感とかカルマとかにフォーカスさせると、死後、おじいさんの姿をした神様が、「お前はあの母親のところに生まれるのじゃ」と決めつけてくるような世界を自分で作り出してしまう。

そういう魂は、霊界につかまってしまって、本来のデータ置き場であるアカシック・レコードにアクセスすることができません。

この地球上で捕まってしまって、その中で何度も、ズッポン、バッポン、ボッコン、みたいな感じで、生まれては死んでを繰り返しています。擬音は気にしないでくださいね(笑)これを「輪廻(りんね)」と言います。

今の擬音は何なんだ?www

全てをリセットできないから、魂の傷を引きずります。「転生」の場合は、重い経験も軽い経験も全て脱ぎ捨てて、ニュートラルな状態に戻って、次は何がしたいかを設定することができます。そこでまた地球を選べば、輪廻の場合と同じく、地球に生まれてくることになります。

輪廻は次に生まれる場所を、自分で選ぶことができません。

宗教をやるにしても何をやるにしても、死後の世界というものは、「自分がイメージしたものが現実化する」ということです。

死んだあと、いかにも分かりやすい天使とか悪魔とか仏みたいな存在が目の前に表れてきた場合、「これって私自身が作り出した幻ではないか?」と疑う目を持っておくだけで破ることができます。

そのことだけ押さえておけば、学校でも宗教でも、なんでも気が向くだけやってみればいいのではないでしょうか?

というところです。

はい、じゃあ今日はここまでです。

どうもありがとうございました。