68.カルマメイトについて
ありがとうさようなら
先生
しかられたことさえ
あたたかい
学校の中にいるときは、理不尽に叱られたら悔しくてムカつくけど、卒業できた暁には、あたたかい気持ちで「ありがとう、さようなら」と言えるよね。
今日は、私の十八番の話をします。
魂の属性、つまり、ソウルファミリー、ソウルメイト、ツインソウル、ツインレイ、カルマメイトとか色々な呼び方があります。
この現実世界の人間関係における、過去生での関係性における呼び名、というイメージです。
私は、先にマズイものを食べてから、美味しいおかずを最後にとっておくタイプなので、まずは、マズイ、というか、重い話題の方からお話ししますね。
まずはカルマメイト。
「カルマ」という言葉には、嫌なイメージがあると思いますが、カルマメイトという存在は成長のためにとっても必要なものです。
ドラクエをやっている人ならわかると思いますが、メタルキングとか、プラチナキングみたいなものです。
頻繁に出会うわけではないけれど、関係を清算できれば、めちゃくちゃ経験値をもらえる。
カルマメイトは、そういうイメージなんです。
そう聞くと、必要な縁だと思えてきませんか?(笑)
あ、ちなみに、カルマメイトやソウルファミリーは、一生変わらずカルマメイトやソウルファミリーかというと、そういうわけではありません。
先に申し上げておきますね。
一番経験値をもらえる存在というのはどういう人か?
人間の潜在意識は、もちろん自覚することができません。自覚がないから潜在意識です。
そして、潜在意識の中には、ブラックボックスになっていて、自分ではデータをいじれない場所というものがあります。
その中に重い周波数が入っていても、自分の意志だけでは取り除くことができません。
ではどうするのか?
まず、「うわ、嫌だなぁ…」と感じる出来事が現実に起こります。
その出来事を体験して、内省したときに初めて、「あ、自分の中には、こんな思考の癖、重いカタマリがあったのだ」ということを自覚することができるようになります。
それを自覚して、「私は、もうその思考の癖に捉われることをやめます!」となれば、周波数がそこで軽くなります。
自分の心の中のブラックボックスを見つめるために、嫌な現実を体験したり、重い質問を浴びせられたりします。
私がコンサルをやるときには、その人自身にとって重い質問、見たくない部分について質問をしているの、心の中の重いものを固めて、捨て去るためです。
イメージでいうと、天ぷら油を固めてポイっとすてる。そんな感じです(笑)
カルマメイトというのは、まさにこういう役割をしてくれる人なんです。
魂の中の不要なごみを一気に捨て去ることができます。
カルマメイトは、過去生における親とか、敵とか、凄く嫌な形で別れてしまった恋人とか。
その人を見るだけで嫌な思いが湧いてくる。そういう人です。
過去生を直接見ることができない人でも、「この人はなんだかとっつきづらいぞ」と感じることがあると思います。
基本的に、縁がない人とはお互い無関心です。全然視野に入ってこないんですね。
何かしら気になる、視界に入ってくるということになれば、もしかしたらカルマメイトかもしれません。
そして、カルマメイトにもレベルがあります。
私が苦手なのは、「クチャラー」です。くちゃくちゃと大きな音を立てながら食事をする人。
あとは、飲食店で「尾身喰い」している人。一口食べてはマスク、食べてはマスクという人。
ものすごく不快感を感じます。
こういう人たちは、私にとってはレベルの低い、薄皮一枚くらいのうすーい関係性のカルマメイトなのだと思います。
そうではなく、「この人は言っていることは正しいし、とっても学びになるんだけど、何かこの人の言う通りに動くと、ちょっと癇に障るというか、ムカツクというか、悔しい」みたいな感情を覚える人がカルマメイトです。
皆さんのまわりには居ませんか?
もしこういう人が周りにいれば、何をすればいいか?
どうすればカルマメイトを利用して周波数を軽くすることができるか?
結論を先に言うと、カルマメイトを「赦す」ことです。
カルマメイトには、その人なりの学びがある。
私にも、私の学びがある。
相手を否定しない。
自己否定もしない。
お互い別の世界で頑張りましょう。
そう思うことができれば、クリアです。
メタルキングを倒したのと同じことになります。
さらに言いますと、プラチナキング級、めちゃくちゃ経験値が高い行いとしては、赦しの先にある「ラブ」です。
形だけだは無く、「あなたのお陰で今の私があります」とラブを送る。
カルマメイトと別れたあとでいいんです。
過去のカルマメイトにラブを送れたとき、プラチナキング級の経験値が手に入ります。
カルマメイトと実際に出会っている最中には、ラブを送るところまではなかなかいくことはできませんよね。
後になってから「あの時のあの体験は必要だった。あの経験が無ければ、いまの自分はなかった」という風に落とし込めたときに初めてラブを送ることができますが、ケンカをしてすぐとか、別れた瞬間とかは、「赦す」ので精いっぱいですよね。
だからまずは「赦す」練習をしてみましょう。
ポイントは簡単です。
心を入れる必要はありません。「学びをありがとう。これからは違う次元で生きていきましょう。バイバーイ」と軽ーく手を振る。
この手を振る動作ができればクリアです。
執着の反対が「赦す」、つまり緩める、なんです。
このバイバイと手を振る。これをカルマメイトに対してやってみてください。
無理やり「ラブ」まで行こうとすると、反対に重い感情が入ってきてしまいます。
基本は「じゃあ、バイバーイ♪」という軽さです。
はい。今日はカルマメイトの話をいたしました。
みなさんの周りにもいるのではないでしょうか?
私の周りにもいます。
カルマメイトに遭遇したら、はぐれメタルやメタルキングと遭遇したのと同じくらい「ラッキー♪」だと思ってくださいね。
ドラクエをやっていない人には分かりにくいお話になってしまいました。
カルマメイトに出会ったら、一気に成長するチャンスが巡ってきたと、ワクワクしながら、どうやって赦そうかなーと考えていただければと思います。
では今日はここまでにいたしましょう。
どうもありがとうございました。