27.圧の強さ(戦闘力?)を意識しよう

たっくんが中校生のとき、先生のピアノ伴奏で一人ずつ歌うテストがあった。先生は、生徒の声の大きさや出せるキーに合わせて、瞬時に伴奏の強弱や転調をきめ細かく調整していた。波動も音楽の『音』と似ている気がしたよ。

今日は、みなさんがあまり認識しておらず、うまく使いこなせていないことをお話します。それは、

「波動の圧の強さ、弱さ」です。中二病っぽく言うと「戦闘力」のような概念です。

タワーマンションでいうと、「何階に住んでいるか」が波動の高さ、低さにあたります。

波動の圧が強い人というのは、同じ階に住んでいるけれど、行動派でグイグイ行く人みたいなイメージ。

波動の圧が弱い人というのは、人の話を聞いているだけだけれど、学びはしっかりしている、みたいな人。

「動と静」のような感じで、波動の圧にも強弱があります。

例えばの話。

タワーマンションの65階の住人が集まってオフ会をしたとしましょう。

その中に、趣味や考え方が同じだとしても、何故かこの人といると落ち着かないというか、会話が途絶えると「シーン・・・・」となっちゃって、何か話さないと気まずい。そういう雰囲気を感じる時ってあると思います。

ツイッターを見ていて、この人良いことをつぶやいてるな、感性も一緒だなと思って、コメントやDMを交わして仲良くなり、いざオフ会で会ってみたら、思っていたとおりの考え方の人なんだけど、なにか居心地がとても悪い、という現象が起こることがあります。

この居心地の悪さの原因は「波動の圧の違い」です。

有名な方の動画で、「エネルギーの強弱で、引いたら負け」という表現があります。相手がグイグイ押してくるときに、自分が揺らいだら余計もっと強い圧で攻撃されるけれど、揺らがなければエネルギーを取れないので、相手が去る。

だから、自分が強い柱みたいに揺らがないパワーが重要なんですね。

今回のお話は、この柱の強度のことを「波動の圧」という風に表現しています。

波動の圧が強ければ強いほど、他者の影響を受けません。

圧が強いということは、自己信頼力が高いということです。誰に何を言われたって俺はこれでいいんだ、という信念。

でも、自分を責めたり、他人を自分の本心より優先させてしまう癖の人は、ちょっとツンとやられるだけでグラグラします。

攻撃する側とすれば、柱がグラグラすれば、もう少しで倒れると思って、さらに攻撃するということになります。

圧は、強ければ強い方がいいかというと、そうではありません。

圧を「戦闘力」と表現すると、そう思ってしまうかもしれませんが。

大事なのは、ドラゴンボールのサイヤ人のように、戦闘力のコントロール(波動の圧の強さの調節)ができることなんです。

いつでも圧が強い人というのは、超ガンコ者で、なにも変化しないキャラです。

まさに風の時代の逆、石の塊みたいな人です。

タワマンの低い方のフロアの住人、つまり、波動が低い人で、波動の圧が強い人は、とても面倒くさい人です。

こういう波動が低くて圧が強い人に対して、波動が高く圧が弱い人が、「これを打ったら危ないですよ・・・」と教えてあげたとして、「私の周りではだれも死んでないからほっておいてくれ!」と弱い方がはじかれてしまいます。

争いの波動、つまり、どちらが正しい、正しくないみたいに争っている次元の時は、とにかく圧が強い(戦闘力が高い)方が強いんです。戦闘力が高い方が勝手にかつ。戦闘力が低い方がいくら技を鍛えて色々なことをやったとしても、戦闘力が高い方が一撃で倒してしまいます。

波動の圧が高い、頑固者を倒すには、イメージで言うと、大量の濁流でダムをぶっこわすみたいな、私のような感じのパワーが必要ですが、波動の圧が弱く、繊細な人に対してはその刺激は強すぎます。

真性●茎で、皮を切り落とした直後に、テ●ガに突っ込んだ、みたいな。男性にしか伝わらない例えですね。女性の皆さん、申し訳ありません(笑)

とまあ、それくらいの刺激を与えてしまうことになる。ですので、周波数の圧が強ければいいというものではないのです。

波動の圧を調節できるようになるために必要なことは、両極を体験することです。

幸せな自己肯定感に包まれた自分と、絶望の中、自己否定にまみれた自分。その両方を体験した人であれば、その間で調節することができます。

だから私も圧が弱い人に相対するときは、自分の圧も下げて対応します。

ですが、もちろん自分の本来のポジションが一番心地いいので、その人と会っていない時には、圧を本来の状態に戻します。

どの圧が心地いいかについては、人によっても異なりますし、状況によっても変わってきます。

自分の本来の圧とは異なる相手と接する時、自分が相手の圧に合わせることで会話とかエネルギー交換をすることもできますが、どこか居心地が悪く、落ち着かない。

あと、本来の自分と離れたポジションにいる人に対するヒーリングは、自分の波動の圧を調節しなければならない分、負荷がかかります。1対1の対面で行うヒーリングが疲れる理由はここにあります。

「私の波動を浴びせるから、みんな受け取ってくださいね~☆」という方式の一斉ヒーリングは、全然疲れません。

だからみんな無料でやってくれます。自分のエネルギーも使わないし、お金も使わないからです。

でも1対1で行う場合、どこかしら相手の波動の圧に合わせる必要が出てきます。相手に合わせた分、自分のエネルギーが消耗するということになります。

1対1で施術を行う場合、無料ではとてもできません。絶対やめてください。無料でやってしまうときは、自分に自信がないときです。

誰かに何かを施して、「すごい!」と言われたい欲求は一旦置いておいて、まず自分の自己信頼、自己価値を高める。要は戦闘力を高めることを優先してくださいね。

はい、では今日はここまでにしましょう。

ありがとうございました。