23.魔(間)に入られる時の特徴
だまされて、誤った判断をしてしまうときは2つ。1つ目は、落ち込んだり、不安や恐れで一杯のとき(鬱)。2つ目は、すごく興奮して、楽しい気分のとき(躁)。身近な人への感謝を忘れ、悪い教祖に貢いじゃだめだよ。
今日は、「魔(間)に入られる」ってどんな時なのか、お話しします。
魔に入られるときのパターンや初期反応を知ればガードできますし、もし入られても対処しやすくなりますよ。
「魔に入る」というのは、悪魔の魔という漢字を書くんだけど、語源としては「間」なんです。「心の隙間に入り込む」っていうこと。
だから、心が満たされていれば、基本的には間に入られることはありません。
では、間がない人を操りたい場合、私だったらどうするか、私は仕掛ける側の心理にも詳しいのですが(笑)、どうやって間を作り出すのか?
穏やかな、フワ―っとした波動の時は、間に入ることはできません。だから、何とか荒い波動にしたい。
一つは、ネガティブな波動にする方法。脅したり、マウントしたり、どうせお前なんて、みたいにディスったり。
この方法は、分かりやすいですね。信頼できる仲間や恋人がいる人だったら、そんな奴に何言われたって全然平気だから、ガードしやすいんです。
もう一つの方法は、むちゃくちゃ高揚感を与えること。
喜怒哀楽がブワっと出る状態。麻薬をやっているような状態にさせる。この状態のときも、とっても間に入りやすい。
もう少し分かりやすく言うと、キャバクラのお姉さんが、客をおだてて酒を飲ませたりお金を出させますよね。そんな感じ。
つまり、おだてる、興奮させる、そういう波動の時、間に入りやすい。だから必要以上におだててくる奴は要注意なんですよ。
本来の高い波動は、「岩盤浴」みたいに体の内側からじんわり、ジワーっとくる温かさなんです。
波動も穏やかで、抵抗なく入ってくる感じ。
逆に偽物は、喜怒哀楽の差が激しく、荒い波動なんです。心理学でいうと「躁鬱」の状態。めちゃくちゃテンションが高いか、めちゃくちゃ落ち込んでいるか。
こういう状態が一番憑りつかれやすい。操りやすい状態なんです。
ハイテンションの時や、逆に落ち込んでいる時は、正常な思考ができない。大脳新皮質っていう人間らしい脳が機能しない状態になる。
動物と同じような、「イエス」か「ノー」しかないみたいな状態。みなさんの周りにもいるのではないでしょうか?0か百の思考しかできなくて、難しい思考ができない人。
そういう奴を操るのは簡単なんです。
高揚させる方法で間に入るパターンを説明してみます。
まず、人間をたくさん集めます。不幸そうな奴の方がいいです。「どうせ自分なんて・・・」みたいな、ネガティブ3D(でも、だって、どうせ)が口癖の人をたくさん集める。
それで、その人達に対して、「私みたいに生きればいいんだ。好き勝手にすればいいんだ。人目なんて気にするな。イエーイ」みたいなことを言います。
ネガディブ3Dの人たちにとって、こういうことを言う人は、まぶしく見えて、そうなりたいと思ってしまうんですね。
そこで何十万円も払ってしまう。そんなものなんです。すごい単純です。
もちろん、何十万もひったくるためには、いろいろな名目というか言い訳を考えますよ。レムリアの末裔とか、縄文のなんとかとか、耳障りのいいことをね。
とにかく、ネガティブ3Dの人たちって、自分の心の傷に目を向けたがらないんです。それを忘れさせてくれる存在に会いたいんです。
アイドルを追っかけて、うちわを振ったりしている子なんて、もしかしたらそういう気がある子もいるかもしれない。健全な子も多いだろうけど。
でもスピ系の場合は、現実逃避をさせて、「教祖みたいになれるよ」って勧誘して、イベントで大量にお金を取る。
信者たちの集まりだから、そのグループの中では自己肯定感を高めあったりしているんですが、「教祖の言うことを聞いていれば全て上手く行くんだ」っていう流れを作り、集団催眠状態にする。
あとはお金を好きなだけ巻き上げる(笑)
自分を支えてくれている身近な人に感謝しないで、教祖に貢いで追っかけて、大事な人を失う。このパターンをたくさん見てきました。
このブログを読んでくださっている方であれば、こんなことに引っかかる人はそもそもいないと思いますけどね。
1つ注意点。
教祖たちも、いいことは言います。
でも、「教祖と信者」という上下関係、ピラミッドを作っているかぎり、教祖の言葉には、絶対にコントロールの要素が潜んでいます。
このことは注意してください。そこさえ見破っているのであれば、何をやっても構わないですよ。
はい、今回はこの辺りで。
ありがとうございました。