14.作られたパワスポ
観光名所としてビジネスのために作られたパワースポット。でも、本来は自分の波動が上がって元気になれる場所ならどこでも「パワスポ」なんだ。自分の感覚を大事にしよう。
今日はね、いわゆる「パワスポ」の話をしようと思います。
パワースポットっていう単語を聞くようになったのは、結構最近のことなんです。
私が大学生で全国を旅している頃は、パワースポットっていう単語は無かった。
しいて言えば「ゼロ磁場」っていうの言葉は知ってたけど。
つまり、「パワースポットっていう単語を流行らせた人がいる」ということ。
スピ系って、何かを流行らせて、金儲けしようっていう奴がいっぱいいます。
でね、私としてはパワースポットを否定はしない。
私が考えるパワースポットっていうのは、その人が元気になれる場所のこと。
だから、
例えばの話。
俺は絶対行かないんだけど、
ねずみランドっていう、
埋め立て地のさ、
海は汚くて人だらけの夢の国があるじゃん。
私にとっては「魔の巣」でしかないんだけど(笑)、
あそこに行って、元気になって、「また明日から張ろう」って思える人だったら、
その人にとっては、ねずみ国がパワースポットなんですよ。
どんなにその土地が汚れてようが、
どんなに地下に子供が幽閉されていようが。真実かどうかはわかりませんけれど(笑)
っていうこと。
だから自分のテンションがアガる、
要は波動が上がる、感情が出る場所は、なんでもパワスポと言えます。
裏を返すと、パワスポなんて人それぞれで、全然違うんですよ、ってなるんですけど、
マス〇ミさんとか、
地方の観光協会が言ってるパワースポットって何かっていうと、
例えばね、
沖縄のある離島があります。
離島っていっても橋が架かっているんだけどね。
古宇利島っていうんだけど、
その古宇利島にね、
沖縄の岩で、サンゴでできている岩は結構もろいから、
波が来て高波が来て削られる。
で、削られたところが細くなって、
削られていないところは大きいっていう、
キノコみたいな岩が結構ボコボコあるんですよ。
で、キノコみたいな岩の一つに、
頂点と横が欠けていて、
ハートみたいに見えるサンゴの岩があるところがある。
それがあるのが古宇利島っていう島なんだけど、
そこをパワースポットって。
その岩を「ハートロック」って言って付けたら、
今まではサトウキビ畑とサンゴ礁しかなかった島に、
ぼっこぼこカフェができて、
「パワースポット入口」とか、
「これがご利益がある石です」みたいな看板が立ったりして、
当然自治体は儲かりますね。
そういう話なんです。
自治体が金儲けのために作っているパワースポットってかなりあります。
だからさ、そのサンゴの岩を見て、
仮に好意的な解釈をするとね、
その、サンゴのハート型の岩を見て、
「わ。すごい!パチパチ、私サンゴフェチなんです、岩が大好きなんです」っていう感じで、その人の気分が高揚するなら、確かにパワースポットなんです。
なんだけど、
マ〇ゴミさんが広げているパワースポットはね、
俺が大嫌いな「Fいそうけん」とかもそうなんだけど、
その場所に行くと、
不思議な神通力とかすげーパワーを授かっちゃって、
別人のようにパワーアップできます、
っていうそんなイメージで売り出しているんですよ。
富士山近くのなんとか神社。「フナなんとか」。
知っている人はいると思うけど、
ああいうところっていうのは、
要は依存症の奴がいっぱいいます。
今の自分はお金を持っていないけど、
あそこの神社行けば、すごいお金持ちになって、
いろんな経営者がいっぱい来てるんだよ、って。
みんなその土地にぞろぞろ行くわけでしょ。
敏感な人、ぜったい行かない方がいいですよ、
頭痛くなってぶっ倒れる人がいるからね。
俺みたいな悪魔なら大丈夫だけどね(笑)
だってさ、この世界って自分が創っているって大前提じゃん。
なのに、自分の外側に神みたいな、
自分より上の存在を作って偶像崇拝している時点で依存症になっているんだよ。
ってことはですよ、
お金ない、稼ぎたい、っていう人間の執着の念が、その何とか神社には、いっぱい落ちているんですよ。
で、「自分も宝くじあてて一儲け!ゲヘヘ…」、とか思っていくと、
その波長に同調するわけですよね。
で、いっぱい重いものを引っ付けて帰ってきて、
現実はどうなりましたかって。
まあ、
一つそのパワースポットを擁護するとね。
「そこに行ったことで自分は完全に生まれ変われた!」って究極的に信じられて、自己信頼力=現実化力だから、自分は完璧だってなにも疑わなくなったら、本当にいい現実が来る場合があるんですよ。
だからね、それは諸刃の剣なんですよ。
怪しい宗教を信じて視野が狭くなっている人と基本一緒だから。
だから、
いったんヒビが入った時、ボロっと崩れ落ちる。何かに依存しているっているのは、非常に危うい状況。
だから私は勧めない。
このブログ読んでくださっているような人は、行かないとは思いますけどね。
っていうこと。
だからパワースポットって言って、
最近は「金儲け=パワスポ」になってるから、
何か神社があるだけでパワースポットにされちゃったりね。
俺が大好きな南伊豆のハート型に見える洞窟も、
いつのまにか龍がいるスポットをパワスポにされてしまった。
それなのに、バスが一日3、4本しかないので、
観光客がずらーっと並んでいるんですよ。
その土地の神は何を思ってるのかなって・・・。
執着という重い想念をパワスポに捨てるのは、そこらへんで「お花摘み」するのと同じ行為。
土地神からしたら、そりゃ弱るよね。
っていうことも結構あります。
そういう重い想念が集まってしまっている場所に気づいたら、
私は掃除して回っています。
コ□ナ騒ぎのおかげでパワスポめぐりが下火になったから、
ちょっとそれはよかったかな、っていうのもあります。
はい、じゃあ、今日はパワスポビジネスっていうのを語ってみました。
皆さん、パワスポっていう用語、注意してみてください。
自分がご機嫌になれるなら、どこに行ったっていいんです。
はい。っていうことでした。
ありがとうございました。