2.神とは何なのか?

エネルギー体が肉体に入ったら「人間」。肉体に入っていないエネルギー体が「神」。だから「人間」=「神」ってこと。

今日はこの話をしましょう。

「神」とは何なのか?

「神」って単語も、「愛」とかと同じで意味が超広いので、使う人によって全然定義が違う。

あえてここは、日本の神社に祀られているような「神」というものについて話をしていこうと思います。

そもそも、キリスト教とか、あんま名前を出したらいけないんだけど、一神教の宗教ってあるじゃないですか。絶対的な神、全知全能の神みたいなのがいて、っていうね。

その世界観は、日本でも、明治維新以降に導入されちゃったけど。天皇が神の子孫で、みたいな。

でも、それって、そもそもの日本の考え方ではない。日本というか、さらに行くと、縄文、レムリアの考え方ではないんですよね。

一神教って、例外なく組織がピラミッド型になっています。

ピラミッド型をした組織にろくなものはない

っていうのが基本的な考え方。

このピラミッドのトップの奴に力を与えるために、組織の全体が階段状になっていて、一番下の段のやつらが餌、みたいな感じになるんですよね。

だから、キリスト教にしろ、仏教の寺にしろ、位(くらい)があるじゃないですか、仏教だったら大僧正とか阿闍梨とか僧正とか。その時点で、違うんじゃない?と思う。

そうやってピラミッド型の組織を作って、上にパワーを集めて何をしたいかっていうと、コントロール、支配なんですよ。

宗教の名目のもとに戦争をいっぱいやってるじゃないですか。

これは前の動画でも言ったんですけど、人は自分が正義だと思ったときに一番残酷になる。

一神教ってすごい分かりやすいんです。この神だけを信じていればいいですよ、みたいな。

これね、鎌倉時代とかの仏教でも、こういうことがありました。とにかく、脇目も振らず私の宗派だけをやってればいいんですよ、って。

それって、思考しない人間にとって、すごいわかりやすいんです。なぜか?考えなくていいから。迷いがない。

飲食店行ったとき、メニューにちゃんぽんがあればさらうどんもあればタイピエンもあるっていうと結構迷うんですけど、

「うちはちゃんぽん一筋、これしかメニューねぇ!」だと迷わないじゃないですか。それが思考しない人間には心地いい。

だから、平安時代までは、貴族で読み書きができる人がやっていたから、そういう傾向はなかったんだけど、鎌倉時代は文字も読めない人に対して仏教を広めていこうっていう流れがあったんです。

だから、誰でもわかるように、「念仏だけ唱えていればいいです」「踊りだけ踊っていればいいです」みたいな。

そういう仏教が流行ったんですけど、それと似ています。そういった一神教的な宗教っていうのは、とにかく迷わせずに、分かりやすい単語を使う。

今流行っている「宗教」、あるでしょう?

「ステイホーム」「三密NO」とかさ、「人にうつさないために」とか。大衆コントロールの手段を使われちゃってる。

でも、日本の神ってそうじゃないんです。古事記に書かれている神、ヤオヨロズの神、八百万って書くんだけど、要は、神々がたくさんいるってこと、一神教じゃないんです。

神社に祀られている神だって、いろんな種類の神がいるでしょ?

有名なのではアマテラスとかイザナギとかスサノオとかだけど、それ以外にもいっぱい神様いるじゃないですか、ウカノミタマとか、トヨウケとかさ。

「神って何か?」っていわれたら、一言で言っちゃうと、日本の祖先の古代人です。あるいは宇宙人。

ちょっとぶっ飛んじゃうけどね。宇宙人か古代人かうんぬんは置いておいて、とにかく昔の人って思っていただければ。

だから、お墓に祀られている、例えばわかりやすいのが、徳川家康とか前田利家とかが神社の神様になっていますよね。あと、菅原道真とか。あれと大差ないってこと。

だからよく、「なんちゃらのミコトは神様だけど、天満宮は菅原道真だから神じゃねえんだよ」っていう人がいますが、私からみたら全く同じです。

つまり、古代人の魂のデータベースが、神社に祀られている神だと思っています。

なので、これからこの動画で神社系の話とかもしていくんですが、基本的に私は古代人の魂=神という定義で語っていきます。

あるいは、その神社とかができる前の、まあ、岩とかね、木とか、自然そのものを神、ご神体として祀っている時代もありました。

そのころは、だいたい祀られているのは、古代人というよりは、宇宙人か、地球の自然の精霊みたいなものが、神として祀られていたのかな。

それを龍と呼ぶ人もいた。ちなみに今の龍神ブームというのは作られて、結構紛い物が多い。そこら辺はまた別の機会に。

とにかく、日本に祀られている神とか、私が親しくしている神は、一神教のものではないよ、と。

全知全能でもない。

我々と一緒。肉体に入っているか入っていないかだけの違いの、古代人ですよと。

ぶっちゃけ誰でもいいんです。織田信長が神になっている神社だってあるじゃないですか。京都のなんだっけ、北の方の山であるじゃないですか。

だからね、誰でも神になれるんですよ(笑)ぶっちゃけ言っちゃうと。そこら辺についてはゆくゆく語っていこうと思います。

とにかく神というのはそのような定義で語っていきますので、よろしくお願いします。

ではこの辺で。

ありがとうございました。